BLOODMONEY! 全エンディング徹底解説:公式3大結末と分岐条件
『BLOODMONEY!』のストーリー分岐システム
インディーゲーム開発者 SHROOMYCHRIST(Shroomychrist Studios)が制作したサイコホラークリッカー『BLOODMONEY!』。本作の主人公は、緊急手術のために 25,000ドル の大金を必要としています。路上ブースに佇む ハーヴィー・ハーヴィントン(Harvey Harvington) は、彼をクリックするたびに1ドルを支払うという奇妙な取引を持ちかけてきます。
作者 SHROOMYCHRIST 氏が公式に用意したエンディングは 全3種類 です。ブースで購入する器具の種類やハーヴィーへの加害度合いによって、結末と物語の運命が決定されます。

図1:路上ブースに立つハーヴィー・ハーヴィントン。クリックの蓄積と残酷な倫理の代償が交錯します。
エンディング分岐ルールと作者の公式証拠
ネット上の誤情報や噂を整理するため、本文では開発者の公式見解とゲーム内の数値設定に基づき分岐ルールを解説します:
- 重要な分岐境界線:
- ハンマー(Hammer・1クリック8ドル): ハンマーまで強化して25,000ドルを集め切った場合、正常にグッドエンディング(Good Ending)を達成可能。
- ハサミ(Scissors・1クリック16ドル): ハサミを購入した時点でノーマルエンドが確定し、その後に武器購入を止めても必ず法廷ルートへ分岐します。
- 銃(Gun): 銃を発砲した瞬間、資金残高に関わらず即座にハーヴィー死亡・バッドエンディングとなります。
- 作者公式コメントの出典: 開発者の SHROOMYCHRIST 氏は、itch.io 公式コメント欄 で「ハンマーまではグッドエンドが可能であり、ハサミがノーマルエンドを確定させる境界線である」と明言しています。
1. グッドエンディング(ハサミの手前で強化を停止)
到達条件とルール
- 目標金額: 25,000ドル
- 許可される最大道具: ハンマー(Hammer・1クリック8ドル) まで。
- 絶対的な禁止事項: ハサミ(Scissors)は絶対に購入しないこと。 ハンマーを入手した後はそれ以上の武器購入を止め、現在のクリック効率のまま25,000ドルまで稼ぎ切ります。
ルートの区別と所要時間目安
プレイヤーは**「低危害の制限プレイ」と、ゲーム上の「グッドエンド条件」**を明確に区別する必要があります:
- 低危害の制限プレイ(素手または羽):
- 素手縛り(1クリック1ドル): 25,000回のクリックが必要(5 CPSで約83分)。ショップの道具を購入せず、最低収益の基本操作だけで進めます。
- 羽縛り(1クリック2ドル): 最初の100ドルを素手で稼いだ後に羽を使用(約42分)。針やハンマーへ強化しないことで、危害の激化を抑えます。
- グッドエンド互換の実用ルート(ハンマーまで許可):
- ハンマー実用ルート(1クリック8ドル): 針やハンマーを使用すると、ハーヴィーには打撃による明確な苦痛や外傷が発生します。しかし作者SHROOMYCHRIST氏の公認通り、ハサミの前に留まる限りグッドエンディングの判定は維持されます(約10〜15分)。グッドエンド資格を満たしますが、無傷・無痛プレイを意味するわけではありません。
操作上の注意: 長時間の連続クリックは指に疲労が溜まりやすくなります。人差し指と中指を交互に使うなどして負担を分散させましょう。また、誤って右側のショップボタンを押さないよう、カーソルはハーヴィーの中央に置いておくのが安全です。
結末の展開
素手や羽の低危害プレイでは、針、ハンマー、それ以降の道具を避けることで危害の激化を抑えます。ハサミを購入せずに25,000ドルに達すると、グッドエンディングに入ります。
針やハンマーを使用した場合は、道中で明確な苦痛表現を伴いますが、ハサミを購入しなかったことで不可逆な四肢の切断や法廷判決は回避され、グッドエンディングの結末へと着地します。プレイヤーは手術費を手にして屋台を去ることになります。
2. ノーマルエンディング(傷害と法廷判決ルート)
到達条件とルール
- 目標金額: 25,000ドル
- ルート判定: ハサミ(Scissors) を購入し、最終兵器の銃は買わないこと。
- 上限: 銃まで進まないこと。
結末の展開
このルートは、より速い代わりにハーヴィーへの被害が大きくなる進め方です。序盤の遅さから強い器具を選ぶと、その利便性によって到達可能な結末も変わります。
ハサミが登場すると、ハーヴィーは傷だらけになり血を流しながら助けを求めます。プレイヤーはより速くお金を集め切りますが、意識を失ったハーヴィーを路上に放置して立ち去ります。
その後、生存したハーヴィーの通報により警察がクリニックへ急行。重過失傷害および拷問の罪で起訴され、仮釈放なしの終身刑 が言い渡されます。手に入れたお金の代償として、人生のすべてを失うことになります。

図2:ショップで凶器を購入するごとにハーヴィーのダメージは深刻化し、取り返しのつかない結末へ進みます。
3. バッドエンディング(銃撃と衝撃の真実)
到達条件とルール
- 到達手段: 最大限の武器を購入し、最終兵器である銃(Firearm)を解放して引き金を引く。
- 判定: 徹底的な暴力に身を委ね、ハーヴィーを射殺する。
結末の展開
効率を追求し、人間の尊厳を完全に無視した果ての結末です。凶器を次々と買い進め、最後はブースに置かれた銃でハーヴィーを処刑し、残された全財産を奪い取ります。
そして、本作最大のブラックジョークが明かされます。カルテの記録により、主人公が命がけで求めていた「緊急手術」とは、生命に関わる疾患ではなく、単なる不要な美容整形手術であったことが判明します。虚栄心のために無実の命を奪ったという、痛烈な皮肉で幕を閉じます。
公式3大エンディング比較表
| エンディング名 | 許可ツール上限 | 最終的な結末 | 物語のテーマ |
|---|---|---|---|
| グッドエンド(ハサミ前で停止) | ハンマーまで、ハサミの前で確実に停止 | ハーヴィーは生存;傷と苦痛は使用した道具による | それ以上の危害の激化を抑える |
| ノーマルエンド(法廷判決) | ハサミまで購入、銃は買わない | ハーヴィー生存通報、プレイヤー終身刑 | 安易な効率の追求がもたらす悲惨な代償 |
| バッドエンド(処刑) | 銃を購入して発砲 | ハーヴィー死亡、美容整形の真相露呈 | 虚栄心と残虐性による完全な道徳崩壊 |
編集上の解釈:ゲームを閉じて立ち去る(第4のメタ選択)
ゲーム内の公式3大結末とは別に、本稿では編集上の解釈として「ゲームの本質を理解した上でブラウザを閉じ、プレイをやめること」も一つの選択として提示します。これはゲーム内の隠しエンディングではなく、作品の倫理的な仕組みを考えるための哲学的アプローチです。
他者の苦痛を代償にして数字を増やすシステムに対し、「プレイを拒絶する」ことこそが最も純粋な倫理的抵抗と言えます。
公式版のダウンロードや続編情報は、SHROOMYCHRIST の itch.io 公式ページをご確認ください。
初プレイで達成したエンディングはどれですか?
達成したエンディングを選択してください。(ブラウザに保存されます)
BLOODMONEYをプレイしますか?
第三者ブラウザ移植版を開くか、itch.ioで公式Windows版を入手できます。
❓よくある質問 (FAQ)
『BLOODMONEY!』のゲームシステム、公式エンディング、ストーリーに関するQ&A。
『BLOODMONEY!』のエンディングは3種類です。作者SHROOMYCHRIST氏は、ハンマーまではグッドエンドに到達でき、ハサミに進むとノーマルエンドが固定されると明言しています。最終段階の銃まで進むとバッドエンドに入ります。作者コメントの出典はエンディングガイドに記載しています。